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2004年05月27日

小檜山研:今週の一本へのTB

ものの考え方と見方

ネットワーク社会における「コミュニティ」について書いてみようと思います。
ものの考え方、見方というテーマに沿っているのかかなり疑問なのですが・・・

確かにネット上の話の中で盛り上がっちゃうポイント、瞬間、場所って存在しますよね。そこに参加しているメンバーというのはメンバー同士で関心事が共有されていて、コミュニケーションが盛んであるというのが特徴だと思います。なので、何かアツク話せるネタがあるとすごく専門的になったり、流行に対して敏感になると思います。

ネットワーク上のコミュニティの最大の特徴は「時間」「場所」の制約がないということです。言い換えれば、今はそれらの制約がない状態で「コミュニティ」を形成することが出来てしまうのです。

一昔前、企業は商品を販売したり宣伝する際には、顧客を「○○型」「△△系」という感じで分類し、その中で今回は「○○系」の人たちにターゲットを絞ろう!という企業中心の考え方で話を進めていたと思います。

しかしそれは提供者側の顧客の囲い込みにすぎないと思います。
ネットワーク上での「コミュニティ」が出来てその立場は逆転しました。
「時間」「場所」の制約がないネットワーク上で専門的な話をし、流行に敏感で、盛り上がっている「コミュニティ」は大きなマーケットの対象となるのです。顧客がつくっている「コミュニティ」に対して企業がマーケティングを行うのです。

今までのマーケティングが企業の顧客囲い込みにすぎなかったの対して、これからは顧客主導の時代へと、ネットワーク上での「コミュニティ」登場によって変化していくのだと思います。

投稿者 Hiroyasu : 2004年05月27日 23:25

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