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2004年08月14日
映画:座頭市
映画館で上映している時には見るチャンスを逃してしまったので、ビデオ借りてきて見ました。
正直後悔しました。なぜ映画館でやっている頃に見に行かなかったんだろう!って。
面白いです。
盲目のあんまでありながら居合いの達人・座頭市。
実は2時間の映画の中で必ずしも彼が話しの中心にいません。
映画上では脇役である他の登場人物たちが物語の中心となり、その要所に市が登場する。
主人公中心に話を進めないこの方法は、北野武監督独特の「外し」の美学らしい。
この「外し」によって市が映画の中でアウトロー的存在となり、斬りあいのシーンが引き立つのだと思う。
実は北野武映画は初めてみました。
監督としての北野武。役者としてのビートたけし。
彼が繰り広げる世界に見入ってしまいました。2時間という時間を忘れてしまいました。
もちろん人間同士が斬りあうシーンも多数存在します。
しかしそれを残虐と言う見方ではなく、一つの芸術として見る事が出来ました。
まだ見ていない人、お勧めです!
今回学んだ言葉。
座頭・・・盲人
あんま・・・筋肉を手でもみほぐし、血行をよくして、疲労や肩こりなどを除く療法。
もみ療治。また、それを業とする人。
投稿者 Hiroyasu : 2004年08月14日 00:42
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